日本頭痛学会専門医による日本初の頭痛専門クリニック
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2015年7月、「東京頭痛クリニック」は、頭痛でお悩みの皆様のお力になりたいという思いから、渋谷区千駄ヶ谷の地に開設されました。 当院の最大の特徴は、頭痛治療に精通した医師たちが、責任を持って皆様の頭痛診療に従事することです。 近年、頭痛患者さんに対する社会の認識は、以前に比べて改善されていることとは思われますが、未だ十分な理解が得られず、鎮痛剤を多用しながら、日常生活や社会生活を必死に送っている方々が沢山いらっしゃいます。 その様に頑張っている方々が少しでも頭痛の苦しみから解放される事を切に望みつつ、私共は日々の診療に邁進しております。 当院では、頭痛を主訴に来院された方々への問診に重点をおき、神経内科専門医が診察を行います。医師の判断のもと、必要に応じて、同日もしくは近日中に頭部MRI検査を実施します。検査施行後、専門医がMRI検査の結果をご説明いたします。MRI検査の利点は、鮮明な画像によってCT検査では発見できない小さな病変(脳梗塞・脳出血・腫瘍など)を描出できることです。また、3D画像による脳血管の評価も可能であり、脳血管の異常(脳動脈瘤・脳動脈解離・血管奇形など)を見つけることができます。もしも外科的な疾患が発見された場合には、当院と医療連携をしております大学病院や総合病院、あるいはお住い近くの専門病院へ、責任を持ってご紹介いたします。その他、頭部以外の部位の撮影も可能ですので、ご希望等ございましたらお申し付けください。 来院された皆様におかれましては、あまり頭痛とは関係ないかと思われるような事柄であっても、遠慮なく担当医師にお話しください。それらの中に、診断のヒントや決め手が潜んでいることが少なくありません。頭痛で悩まれていらっしゃる方で、当院のホームページが目に止まりましたら、ご連絡いただきたく存じます。 さて、私事で恐縮ではございますが、ご一読いただけますと幸いです。私が頭痛診療に興味をもったきっかけは、家内の頭痛でした。一定期間・連日・同じような時間帯に、右目の奥がえぐられるようだと七転八倒している姿をみて、何とか助けてあげたいと思いました。 当時、私は駆け出しの研修医であり、群発頭痛の診断には至ったものの治療までには及びませんでした。そこで、家内と共に「にわファミリークリニック」を受診し、丹羽先生(当法人理事長)に治療して頂きました。偶然にも丹羽先生と私は同じ小学校を卒業しており、同じ神経内科の道を歩むのならばと、頭痛診療について直接ご指導を賜りました。その後、私自身も片頭痛を発症したことから、私の頭痛診療への関心は更に深まりました。芥川龍之介も経験したとされる閃輝暗点を初めて体験した時には、その異様さに驚くと共に、万感の思いに浸りました。 一言に頭痛と言いましても、その種類は300以上あります。その多くの頭痛の中から、的確な診断を行い、皆様方のライフスタイルに沿った治療を心がけて参ります。
東京頭痛クリニック 院長 清水和敬 医師